<スポンサーリンク>
子供を愛せますか?
少しだけ、ダークなお話をさせていただきます。
ネガティブな話題を含みますので、苦手な方はUターンしてくださいね。
これを読んでくださっている方は、きっと子育てに悩んで辿り着いた方…だと思うのですが、皆さんは自分の子供を愛せますか?
いつも元気なわけじゃない!
もちろん、お母さん、お父さんの心が元気な時は即答で「愛せます」とお返事が聞けると思うんです。
でも、発達障害児の子育ては、とっても大変。
かと思うと、とっても楽ちんで天使~って思える時があったり、本当にアップダウンが激しいことが多いと思います。
子供の調子が良い時は、親の気持ちももちろん安定していますが、
子供が不安定で何をやっても上手くいかなくて、「なんでうちだけ?」「なんでこんなこともできないの?」「なんでこんなに訳分からない行動ばっかりするのよ」って思う毎日の時、はっきり言って笑えません。
あ、もしかしたら、とっても天使なお母さまなら笑えるのかも?!
もちろん、親がイライラしたら子共にもそのイライラが伝染してしまうので、余計に泣いたり喚いたりするんですけど、ね!
いつも前向きでいられる方、それは本当に素晴らしいことでお子さんも幸せだと思うんです。
でもね、私たち親だって人間だもの、いつだって模範的な親でいられるわけじゃない。
時には、怒ったり、悲しくなったり、つらくなったりすることもある。
こんなに辛くて、もう子供と一緒に死ぬしかないんじゃないか?って思うくらい訳分からないことが私にもありました。
そんな自分に悩んで、母親失格だとか、自分をせめる毎日も過ごしました。
行きついた先は、ネットで毎日、
「子供 愛せない」「子供 育てるのつらい」とか、キーワード検索!!
今思うとホント根暗で参りますね~(笑)
スーパーでね、本当に「普通のお母さん」っていう感じの方がお子さんにアンパンマンの歌とか歌っているのを聞いて、「私は良いお母さんになれない」とかネガティブになったりもしました。
色々思い出すとキリがないくらいいっぱいネタはあります^^;
でもね、ある時ふと思いました。
「良いお母さんってなんだろう?」って。
びっくりな「ナゾの生命体」を無条件でかわいいかわいいって愛せるほど、私のキャパシティは広くないかもしれない。
でも、私なりの愛し方だったらできるんじゃないか?って。
そこで、自己分析をしてみました。
なぜ愛せないと思ったのか?
なぜ愛せないと思ったのか?
考えたことありますか?
(いや、いつもきちんと愛せていらっしゃる方は羨ましいというか、見習わなければならないのですが。)
・子供の泣き声が苦手
・予測不能な動きが苦手
・泣かれたときにどうやってあやしたらいいのか分からない
・どうしても意味の分からない存在である
・汚い手で触られるのが苦手
とまあ、当時書きならべてみたところ、息子と同じ???
<スポンサーリンク>
というところに行きついたわけです。
なーんだ、私も発達障害?(当時はアスペルガーっぽいと自覚しました。)
さらに突き詰めると、私も五感が超敏感で、特に触覚と聴覚が異常なくらい敏感なので、掴まれたり泣かれたりっていうことが自分にとっても辛いことなんだ、っていうことも分かりました。
でも、親子だって結局のところ別の人間なわけだし、どんなに愛せたとしても別人格なんですよね。
だったら、不調な時は無理に無条件に受け入れられなくても、人として尊重すればいいのかなって思うことにしました。
そして、素直に。。。
子供を愛せない自分、受け入れられない自分をも、受け入れてみる、ということも大切だな、と。
全てにおいて、育児書みたいにパーフェクトの親でなくても、それが自分、それも自分。
全然それでもいいんじゃないか?って。
特に、初めての子育てだったり、私みたいなシングルマザーだと、悩みも不安もたくさんあって、その中で子育てして、でも、みんなみたいに上手くいかなくって。。。。。
辛くなりますよね。
特に私は、完璧主義なアスペだった(過去形です。笑)ので、よけいに頑張らなきゃ、みんなと同じように息子もしなくちゃいけないって思ってたんです。
自分はいつもデキル、と思っていたし、デキナキャイケナイとも思っていた。
でも、できない自分、いつも完璧ではいられない自分、子供にとってパーフェクトでいられない自分も許して受け入れるように努力しました。
そうすると、子供のできないことも、上手くいかないことも少しずつですが、受け入れられるようになってきました。
まだ、100%ではないですけど、母親だって人間だ!っていうことで、いいのではないでしょうか?
結構いるらしい
私がネガティブリンクにはまって、「子供 愛せない」と検索しまくっていた時に知ったのですが、子供を愛せなくて苦しんでいるお母さんって、日本には結構いるみたいなんです。
たぶん、そういうお母さんは、とっても真面目なお母さん。
どうでも良かったら、そんな検索したりしないし、悩んで相談したりしないし、放っておくと思います。
だから、悩んでいるお母さんは、もう十分頑張っている自分を認めてあげてくださいね。
どうしても、子供も自分も許せない時には、そっとその場を離れて、お母さん自身が気分転換をしてみてください。(小さなお子さんがいらっしゃる場合には、短時間保育やご家族の方に頼んででも、少し距離を開けるべきだと思います。)
いつも通りでいるだけで、そのままで十分、もう、「お母さん」なのですから。
発達障害のお子さんを育て、頑張っているお母さんは、自分自身もしっかり労わってくださいね。
<スポンサーリンク>