みんな発達障害?

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こんにちは、自閉っ子の母みーゆです。

中学2年の息子くんの様子が落ち着かなくて、なかなか記事が更新できていません。。。

今日は最近よく思うことを書きたいと思いました。

芸能人の方で、「実は私も発達障害だった」みたいなニュースを最近よく見かけのですが、

はっきり言って、それっぽい人はそこら中にいっぱいいると思うんです。

ちょっと空気読まない人、団体行動が苦手な人、勉強ができない人などなど。

それじゃあ、みんな発達障害なの???

って疑問に思いませんか?

私が思うには、そうとも言えるし、そうでないとも言えると思うんです。

ただ1つ言えることは、

発達障害って診断されたって、社会生活が曲がりなりにも送ることができているならば、それで良いじゃないですか♪っていうこと。

そうやって社会に発信できる方は、たぶん少数派ですし、社会との接点のある方。

本当に見過ごしてはいけないのは、子供の時から社会との不適合を起こして、そのまま家庭に引きこもる方。

私は、どちらかと言うと、後者の方にエールを送りたいですね。

そして、我が息子も。。。

将来、社会生活が送れるのか、なんとも微妙なライン上にいます^^;

なので、後者のタイプの方が、どうにかこうにか社会生活を送れるようになるためのアドバイスや情報、パワーをお届けしたいなって切に願います!

ところで、発達障害や自閉症などは現在の診断基準では、「神経発達症」という分類になるそうです。

(詳しい説明は、専門の方の本やブログで正確な情報を入れてくださいね☆)

「脳の障害だから一生治りません」って言われてきた私たち親は何なんだーっ!

と思ってしまいますが、

それを知ってからはやはり、お医者様の言うことばかりを鵜呑みにするのはあまりよくないのではないか?

という思いを強くしています。

多動だから薬を服用、とか、パニックの原因になるものは避けましょう、とか、あたかも一般的な対処法のようにうたわれていましたが、

私はお医者様から見たら決して良い保護者ではないので、完全に無視した子育てをしてきました。

なぜなら、多動だから薬を服用するのでは、多動を薬以外で抑える方法を身に付けることはできないですし、

現実的に福祉の下以外の生活では、パニックの原因を全て避けて生活していくことなんて無理だからです。

それによって、大変なことも多々ありましたが、

子供自身の成長を促すことができたと思います。

もちろん、薬を服用して成長のあるお子さんはたくさんいると思いますし、パニックの原因を避けて安定した生活を手に入れたお子さんもいるでしょう。

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ただ、発達障害や自閉症が神経発達症なのであれば、未発達の神経を刺激してあげることはやはり必要なのではないか?と思うのです。

息子が幼いころ、お腹の中から早まって生まれてきたみたいだなって思ったことが何度もあります。

原始反射のような行動が小学校入学前くらいまでかなり残っていたのです。

それを見て、まだ生まれたくなかったのに、急に騒がしい世界に放り出されたらきっとパニックだよね、って思ったことを覚えています。

いつもギューッと身体を固くして、周りの刺激から耐えているみたいって、最近でも思います。

そんな息子や同じような方々が、少しでも肩の力を抜いてリラックスして生きていける世の中が来たらいいなあと思います。

また、療育についてですが、完全に否定するつもりもないですし、とってもお世話になった先生も何人かいらっしゃったのですが、その上で私が感じたことは、「療育は療育の世界で完結している」ということです。

療育ではできる、でも実生活ではできない、というママたちの悩みをよく聞きました。

うちもそうでした。

でも、療育の目的って、実生活でできるようになることなのに療育でだけでできても仕方ないって考えて、

療育→習い事にシフトしました。

今思うのは、療育の世界は実生活とリンクしていなかった、ということです。

最近の空前の発達障害バブルともいえる、「私も発達障害だった」のようなお話。

共感は得られるし、その方その方の困り感がある中でそれを克服し、発信できる立場にまでなられたことは素晴らしいと思いますが、

一方で現時点で本当に困っていて本当に苦しんでいる発達障害、自閉症の当事者や保護者の方がいて、その方々を商売の対象にしようとしているビジネスに上手く利用されているようにも思えてしまいます。

発達障害児対象の療育、運動教室、塾、全てがとっても高いようです。

それでも専門的な教育を受けさせてあげたいと思ってしまうのが親心ですよね。

私にもそんな時がありました。

でも、どんな専門家の方よりも、お子さんのことをよく知っていて、そして側にいる時間が長いのはおうちの方です。

間違った情報や商業的な情報に惑わされることなく、本当にお子さんのためになることをしてあげてほしいと、

同じ発達障害、自閉症児の母として思います。

そうは言っても毎日の子育ては本当に大変です。

私も、息子のギャン切れにやられ、負傷したりもしています。

ぜひ、お母さまお父さまご自身のリラックスできる時間、笑顔でいられる時間も大切にお過ごしくださいね♪

みーゆ

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