読み書き障害の苦手さを学校へ伝えよう!

<スポンサーリンク>

こんにちは、自閉っ子の母みーゆです。

最近は「どこまでが発達障害」で、「どこからが健常なのか」、よく分からなくなってきました。

健常の枠に入っていたとしても、キレル人たちはたくさんいる。

想像力の足りない人たちもたくさんいる。

発達障害でなくても、自己の特性で生きにくい方たちはたくさんいますね。

さて、タイトルの「読み書き障害の苦手さを学校へ伝えよう!」ですが、

これ、とっても大事なんです。

学校の先生は言わなくても分かってくれるハズ?

これは、迷信ですって断言できます。

感覚的には10人いたら1人は読み書き障害の子がいるのでは?って思うのですが、

そんな子達にも、見にくいプリント、見にくい課題、ノートや解き方を普通の子と統一させてしまうのが学校というところ。

学校への挑戦状?なんていうつもりは全くありませんが、

先生方って意外と不勉強なんですよね。

もちろん、先生方のお仕事が多すぎて新たなことを学ぶお時間もないのかもしれませんけれど、

「知ろう」としてくれる先生自体、貴重な存在だと思います。

みんなと同じにやって当たり前っていう先入観から入っているからなのか、

同じようにやりたくてもできないということを理解してもらえません。

だから、何がダメで、どうしたら取り組めるのか、ということを、

きちんと保護者の皆さんの目線からお子さんを観察して、

紙にまとめて先生方へお伝えしましょう!

そして、何度もお伝えしないと、すぐに忘れ去られてしまうのが、学校というところ。

先生方も事務仕事が多いそうなので、仕方ないですよね。

と思って、しつこくお伝えし続けましょうね。

我が家の場合は、

学校の品質の良くない紙で出されるプリントがダメだったり、

字のかすれ気味なプリントもダメだったり、

小さい文字でぎゅうぎゅうに詰められたレイアウトもダメだったり、

白黒印刷もダメだったりしましたので、

何度もお伝えしていましたが、(カラーで印刷してくださいなんていう我が儘は言いませんよ、理由をお伝えして別の物で代用させてほしいと要望しています。)

先日、自宅学習の提出物に「学校の宿題をやってください」、というコメントがペタリとしてありまして、ガックリ!!

何も理解していただけていないんだなあと。

他の似たような課題で、見易ければ取り組めるのに、

同じ宿題を強制するあまりに、学習自体が嫌いになってしまっては元も子もないですよね。

そんな時は、こういう事情で取り組めません、こういうものなら大丈夫です、と明確な基準をお伝えするのが良いと思います。

学校に、「合理的な配慮」を求めすぎるのは個人的に好きではありませんが、

できないものを嫌々取り組もうとして結局できないよりも、できることからスモールステップで取り組むのが読み書き障害の子にはお勧めです。

我が家の、読み書き障害&算数障害の息子は、音読は一字一字をプツプツ切りながら、書字は一筆書きのところからスモールステップで音読は滑らかに、漢検は準2級まで合格しています。

これは、学校の学習のやり方では身につかなかったと思います。

英語は音韻障害でアルファベットすら覚えられず、bとdの区別もつかなかったのですが、私お手製のカードとフォニックスで英語好きに変身!!

今では中3で英検準2級も合格しています。

要は、その子に合ったやり方なら身に付くわけなんです。

ですから、学校の宿題や授業で学習嫌いになるなんてもったいない。

できないものはできないとお伝えしたうえで、代わりの課題で代用していただけるようにお願いしたり、

こういうプリントにしていただければ、と要望したり、本人に合った学習となるように、学校へは都度苦手さをお伝えして、本人をサポートしていきましょう。

言わなくても分かってくれる、ということはないとしっかり肝に銘じて、頑張っていきましょう☆

<スポンサーリンク>