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こんにちは、自閉っ子の母みーゆです。
夏が終わり、早くも9月。
皆さんのご家庭では夏休みはいかがでしたでしょうか?
我が家では、感覚過敏の息子が「暑い時間は外に出られない!」というので、毎日家で黙々と勉強をし続けていました。
これだけ努力できたら、学習障害児でなければきっと秀才くらいにはなれるのでしょうけれど、
残念ながら、一生懸命勉強して、並みか並みより少し上の成績を取ることが精一杯です。。。
それでも、ディスレクシア&ディスグラフィア&算数障害を全て併せ持つ息子が、何とか学年の勉強についていけているので親としては奇跡的とも思えます。
そんな息子は7月に数学検定4級(中2レベル)を受験しまして、無事に合格できました!
ふぅ。
教えるのも疲れます…が、本人がやりたいと言っている以上は合格させてあげたいと思うので、親子で頑張りました。
数検4級については、また別記事にしたいと思いますが、
9月で2学期も迎えた、というところで、
学習教材の選び方を皆さんにお伝えしたいと思います。
そして、学校の先生からもお問合せの多い、具体的に何の問題集を使っているかについても、厳選してお知らせしますね!
学習教材でまずは重視すること
さて、早速いきなりの質問ですが、皆さんやお子さんが問題集や参考書などの学習教材を選ぶときには何を重視していらっしゃいますか?
まずは、欲しい内容と合っていること?、それからページ数?、レベルが合っていること?、知っているキャラクターの絵が描かれていること?
色々なご意見があると思います。
でも、私が自分の学生時代から通じて、今息子の教材を選ぶときにも一貫して最重要視していることは、
★レイアウトが見易いこと
これは、本を出版する側の方々からは比較的軽視されやすく、白黒印刷でぎゅうぎゅうに書きこまれた参考書や問題集が今も昔も数多く存在するのですが、
学習障害でなくても、とっても大切なことですし、学習障害だったらなおさら大切なことなんです。
一部の方は、聴覚からの情報からの方が入りやすいという特性を持っていらっしゃいますが、
それでも視覚からの情報はゼロではありません。
まして、大半の方々が目からの情報の方が入りやすい(視覚優位)ということが分かっています。
パッと見て分かるかどうか。
やりたいと思えるかどうか。
理解しやすく書かれているかどうか。
これは、レイアウトにかなり左右されるんです。
確かに、ぎゅうぎゅう詰めて書いてページ数が少なく、白黒刷りの紙もペラペラの方が、本のお値段としては安価に仕上がるかもしれません。
でも、やる気になれなければ、手に取られる回数も減り、そのまま使用されることもなく…。
ということになりかねません。
「記憶を助ける」という意味でも、やはり、「レイアウトが見易いこと」は絶対条件だと、私は考えています。
(塾の教材ですと、これを満たさないものがほとんどでしたので、塾に通わせられないという原因にもなっています。)
そして、レイアウト以外の次やその次にくらいに大切なことは、
●レベルが合っていること
●解説が丁寧に書かれていること
だと思います。
レベルに合っていないと、そもそも解けない、とか、簡単過ぎてやっても意味がない、ということにもなりかねません。
また、解説が丁寧でなく、答えだけがポンッと書かれていると、分からないことがあった時に独学ですと聞ける人もいなく困ったことになりますよね。あとで人に尋ねたり、自分で調べたりするにしても大変な時間ロスになるわけです。
そのため、参考書、問題集を選ぶときには、
1⃣ レイアウトが見易いこと
2⃣ レベルが合っていること
3⃣ 解説が丁寧に書かれていること
を重視して選んでみてください。
≪中学生編≫基礎を学ぶのに最適な厳選問題集!
それでは、上記のことを踏まえた結果、具体的にどんな問題集を使ったら良いのか?
ですが、私の場合、参考書や問題集を選ぶときは、大型本屋さんに数時間ほどこもって、欲しいと思っているジャンルの本を片っ端から中身チェックしていきます。
中をパラパラをほぼ全冊やっていくのです。
そこでレイアウトが良かったものに関し、中身を吟味していきます。
これらの作業を通して選んだものが、下記になります。
中1~3年の英語(英文法)
とにかく基礎中1英語 [ 数研出版編集部 ] 見開き1ページずつテーマがあり、左ページには要点が分かりやすく書かれており、右ページに良問の練習問題があり使い易い。
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とにかく基礎中2英語 [ 数研出版編集部 ]
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とにかく基礎中3英語 [ 数研出版編集部 ]
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■使い方としては、左ページのポイントのまとめのコーナーを説明してあげて、その下の練習問題を一緒に解く。その後、右ページを自力でやってもらう。
■未習の分野でも読めば分かる仕様になっているので、1人で勉強できる子は独学もOK!
■これ1冊×3回で、文法完璧になれます。
中学国語 読解問題
中学国語 読解 (全問ヒントつきで ニガテでも解ける) [ 学研プラス ]
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■発達障害や学習障害で、致命的に読解問題ができない子の救世主とも言える素晴らしい問題集です。
■読むことすら苦痛と思うほどに国語の苦手な子でも、この本の「見易さ」「良い文章の掲載」「設問がシンプルであること」に助けられ、取り組むことができます。
■興味深い文章を取り揃え、読み切れる長さで1ページに配置。ページごとに読解のテーマも決められているので、スモールステップで取り組めます。
他にも、ご紹介したい問題集はあるのですが、長くなってしまったので今日はここまで。
近日、続編で他の科目についてお知らせします。
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