不本意でも、私が子の説明をしてしまう理由

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こんにちは。

自閉っ子の母、みーゆです。

このところスローペースでの更新ですみません。

ドキドキの初対面、どうしますか?

もう4月。

4月といえば、新しい出会いのたくさんある季節ですよね?

親にとっても子にとっても、ドキドキ&ハラハラする時期ですが。。。

皆さんは、お子さんを連れて初めての方とお会いするときに、

クールに自己紹介を済ませていらっしゃいますか?

実は私、意外と小心者でそれができないんです。

一風変わった息子を連れて、相手の方の前に立った時、ものすごく、ものすごく、緊張します。

(お願いだから、普通にしていて!)

(お願いだから、変なこと言わないで、変なことしないで!)

と、心底息子に願いつつも、冷や汗がドバーッと出てきます。

考えてみれば、息子にも失礼な話なのですが、

小さな時から色々とやらかしてくれた息子に対して、そう願わずにはいられない私がいます。

そして、

「変な子だ」と冷たい目で見られたり、避けられたりする前に、説明してしまいたいという衝動に駆られるのです。

●うちの子は、コミュニケーションが苦手です。

●うちの子は、みんなと同じペースで行動することが苦手です。

●うちの子は、理解力が他の子より遅くてご迷惑をおかけしてしまうかもしれません。

●うちの子は、変わっていますが他の子に危害は加えません。

などなど。

焦って早口で説明してしまうのです。

なぜ、説明するようになったのか?

毎年春になると、何度も繰り返しているネガティブワードのオンパレードの「息子の説明」ですが、ふと、いつからこんなことをするようになったのかな、と考えてみると、

どうやら、小学校中学年くらいになり【無邪気】で済まされない体の大きさになってかららしいということが分かりました。

幼児の時は、多少泣いてもパニックを起こしても、「まだ小さいから」という言葉で済まされていたことでも、

小学校中学年を越えると、「大きな身体であの子なにやってるの?」と冷たい視線が集まるようになったんですよね。

親としても、周りにご迷惑をかけないように必死ではあったのですが、そんな親の気持ちは通じるはずもなく、年齢並みでない行動連発だった息子を前にし、焦って説明してしまっていました。

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そもそも、普通の人なんているのかな?っていう部分について、疑問に感じてはいますけれど。。。

説明して良かったことは、

多少の同情の視線を感じながらも、息子の行動に目くじらを立てる方が少なくなったこと、そして少し気持ちに余裕を持って子供と行動できるようになったことです。

全て後手後手に回りがちな対処が事前に対処できるといった感じでしょうか。

説明して良くなかったことは、

多少のことでも、あの子は発達障害だから、と全てそのせいにされてしまうこと、最初から相手の方に距離を置かれてしまうこと、だと思いますが、

私個人の意見で言わせていただくならば、いずれにせよ深くお付き合いのできる方は限られているので、特にトラブルさえ起きなければ気にしなくていいかなーと思っています。

中学生になった今

そんな息子も中学生となり、だいぶ「びっくり行動」は減ってきまして、私も様子を見守ることが増えてきました。

よく動き、よく喋った息子は、本人の独自の理論に基づき、「何もしなければ何も起きない」そうで、質問されても話しかけられても、何と答えたら良いか分からなければ無言貫いています。(これについては本人と何度も論争中です。。。)

習い事などで、どうにも対処が難しいと思った場合には、息子自身からHELP要請がきまして、私から自分のことを説明してほしいと言ってきます。

多少大人になってきたということでしょうか。

 

これはもちろん、私が息子に息子自身のことを告知しているので、そういう流れになるのかと思いますが、人対人の場面では、まだまだ親の手が必要なようです。

 

子供についての説明は、賛否あると思うのですが、

受け入れてもらう側、受け入れる側両方に心の準備ができますし、後からトラブル続出!となるよりも、お互いのために良いのではないかと私は思っています。

皆さんは、春の出会いをどう乗り切っていらっしゃいますか?

今回は完全に私の体験談のようなお話になってしまいましたが、

皆さんが春の新しい環境にいち早く馴染み、落ち着いた生活を送られることをこのブログより願っております。

春になると、私の生活も冬の雪山生活から一転し現実生活に戻ってきますので、

もう少し、ブログ更新頻度も上げられると思います。

またぜひお立ち寄りくださいね。

 

 

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