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こんにちは。
もう春の訪れが感じられる今日この頃ですが、
お子さんの勉強にお困りのお父様お母さま、新学期に向けての春休みの過ごし方はもうお考えですか?
我が家の学習障害の中学1年の息子は、この1年間で飛躍的に成長した一方で、国語力など明確な課題も見えてきました。
中学生の保護者の皆さん、お子さんの英語の学習はいかがですか?
前回の記事で、うちの息子が中学入学後に英語の学習に深刻につまづいたことはお伝えしたと思いますが、学習を続けた結果、無事に英検5級(中学1年レベル)を+65点で合格し、今ではすらすらと中1レベルの英語は出てくるようになりました。
英語を見るだけで発狂するほどの英語嫌いがまず初めに取り組んだこと!
効果があったと思う私流の勉強法を今日はお伝えしたいと思います。
まず初めに取り組んだことは、8月からフォニックスの学習でした。
こちらは個別指導できちんとした指導をお願いし、7割程度習得しました。
ただ、金額的な負担は大きいので、全ての方におすすめできるものではありません。
フォニックスというのは、アルファベットの音にある程度の規則性を学習し、初めて見る単語でもある程度読めるようにしようというもので、現地の小学生も学んでいるそうです。
ただ、フォニックスには「例外」も多いので、完璧を求めることはできませんが、英語との距離を縮めることは確実にできたと思いますし、「アルファベットの名前と音が違う」という混乱を解消することはできたと思いますので、結果的には有効でした。
また、自閉っ子の聴覚過敏が良い方へ役立ち、耳が良いのでフォニックスの吸収は意外と早かったです。
アルファベットの文字列→意味のある単語
への変化を、フォニックスの絵やゼスチャーが助けてくれたことは間違いないでしょう。
そのフォニックスが7割程度習得できたのが12月頃です。
8月から月に4時間程度の指導×5か月がそこまでにかかった時間です。
さらなる英語力アップを狙うには?
さて、11月の2学期期末テストの英語の成績は1学期の中間テストからじわじわと上がってはいましたが、まだ理解できていないことがとても多かったので、そこで12月にフォニックスが一段落したところで、一度今後の学習方法について考えてみました。
普段の生活でも周囲に溢れている英語ですが、自閉っ子の場合には、興味ないことは全然頭に入ってこないので完全スルー。
普通知っているはずの基本的な単語HAPPYやCUPやSTARTもハッピーやカップやスタートと結びついていない状態でした。
そこで語彙力をあげるべく何とかしなくては、と思い、取り組むことにしたのが前回の記事に書いたオンライン英会話です。
理由は、一度に入る情報量が少なくても、とにかくこまめに触れることで慣れて覚えてほしいと思ったからです。
DMM英会話は月に5980円(スタンダードプラン)で1日1レッスンまで毎日受講できます。
テキストの種類の多さも魅力の一つ。
出版社教材からオリジナル教材まで多彩なテキストがあります。
購入しなくても、レッスン時にPC画面上で無料で利用すことはできるのですが、紙媒体の方が私は見易いと思っているので、我が家ではこちらのテキストを購入して利用しています。↓
「Let’s Go」を選んだのは、本屋さんで実際にチェックして、内容がとても良かったからです。
オックスフォードから出版されている洋書です。
絵も分かりやすく、文章も簡単なようで、とても体系的に文法事項や単語を学べるようにもなっています。
CDもついているので、自分で確認したい時も便利に使えます。
12月初旬から始め、試験前などはオンライン英会話をできない日々もありましたが、現在2冊目を学習中です。
DMM英会話では、「Let’s Go」対応の先生を検索して予約することができます。
先生については、他の受講者の口コミを参考にして選び、相性の良かった先生はお気に入りに登録することで次にその先生のスケジュールをすぐに確認することもできます。
スタンダードプランではネイティブの先生のレッスンは受講できませんが、目的を考えるとスタンダードプランで十分ですし、安価で満足しています。
週に3~4日ほど1回25分のレッスンを受け続けることで、自然と口から英語も出るようになり、英語の語順も身についてきて、学習スピードが上がりました。
リスニングテストも、ほとんど点数が取れなかったところから1問ミスくらいまでできるようになりました。(全問正解できていないのは残念ですけど^^;)
慣れて慣れて、英語への抵抗力をなくすことで、積極的に英語を学ぶことができるようになったと思います。
英検は1月末に受験しましたので、5級とはいえ、学習障害の息子が+65点で合格できたのは、このオンライン英会話の力が大きかったと思います。
オンライン英会話は、他にも色々あり、それぞれ特徴があるので比較して選んでみると良いでしょう。
個人的には、フリートークはお子さんにはあまりお勧めしません。
なぜなら、いきなりフリートークって言われても何をどうやって話したらよいか分からないですので、時間がちょっともったいないと思います。
テキストが良いと、文法的な事項や単語なども効率的に学べるので、レベルに合った良質のテキストを選んであげることをお勧めします。
以上が、学習障害の息子でも英語に興味を持ち、英語力アップに効果のあった学習法です。
英検の学習法については、また別途ご紹介しますね。
どんなに学習が苦手な子でも、「継続は力なり」です。
保護者の皆さん、お互いに頑張りましょう!
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