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療育に入れなくても大丈夫
今日のテーマは、THE 習い事です♪
我が子が発達障害だと分かった時、何とかしなきゃと思って、
まず頼るのは「市町村による療育センター」(行政によって名前は違うかもしれませんが。)のようなところですよね。
でも、行政ももう手がいっぱいて回らない状況が多いと思うんです。
まして優先順位の低いグレーゾーンの子供ならば、ほぼほぼ通うチャンスは回ってこないのではないでしょうか?
うちの場合も、「もっと優先順位が高い子がいるんです」なんて言われてしまって、療育センターでは完全な門前払い状態でした。
通級や療育センターに通えたらラッキー?
もし通えなかったら?!
そのままにしてしまったら、せっかくの早期発見、療育できる時間ををそのまま見過ごしてしまうのはもったいない!!
というわけで、今回は私がお勧めする習い事をご紹介します。
(ちなみに我が家では、2年生の時のみ通級に入れました。良い先生に出会え、とても伸びました、が、先生の抱えていらっしゃる人数が多すぎて月に2回が精一杯でした。)
お勧めの習いごとBest3
その1 スイミング
もちろん、水に対する恐怖心のあるお子さんはたくさんいると思います。
そして、受け入れて下さるスイミングスクールがあるか、というところも実は結構難しいところではあります。
例えば、うちが東京で通っていたスイミングでは、「ADHDなどの診断を受けていないこと」という項目が入会の際に設けられていました。
確かに、1クラス20人もいるクラスでは、一人並べない子がいたり、先生のお話が聞けない子がいると、他のお子さんのご迷惑になってしまうので仕方のないことなのですが、グレーゾーンなら診断はおりていないですし、気になることなどは、直接スイミングの方とコミュニケーションを取ってお願いしてみると良いと思います。
水嫌いについては、触覚過敏の子と嗅覚過敏の子に多い気がします。
ただ、慣れると意外と楽しんでくれる場合もあるので、一度や二度のチャレンジで諦めず、「楽しい」という思い出を作ることで、嫌がらなくなるかもしれません。
私は、息子に半年間、スイミングの別れ間際に大泣きの挙句、引っかかれ続けました。。。
が、先生がとてもご親切にしてくださったので、息子の水中での笑顔を心の支えに?通い続け、半年過ぎたくらいから、「じゃあね」とサラッとプールへ向かってくれるようになりました。
スイミングのどんな点がお勧めかというと、右手左手右足左足と、全部バラバラに動かさなければならないので、それ自体が療育そのものになるんですよ~。
初めは、手を動かすと足を動かし忘れちゃったりすることもよくありますが、水泳は個人競技ですし、マイペースに続ければ必ず少しずつでも絶対に上手くなります!
足がつかない、という感覚が怖いお子さんの場合には、市民プールなどで練習して、下から体を支えてあげると安心して入れますよ。
その2 ダンス
その2にピアノを上げるかダンスを上げるか迷ったのですが、もっと早く習わせれば良かったと思っているものなので、ダンスにしました。
ただし、ダンスチームとかそういうグループで動くものではなく、個人レッスンがお勧めです。
自閉っ子は、とにかく集団プレーが苦手ですからね!
発表会も特に目標にしなくても良いと思います。
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根気がよく、誉めてくれる先生をお願いしましょう。
「リズムに合わせて体を動かしたり、手と足をバラバラの動きで、しかも大きな動きをする」
もう、それだけで発達障害の子たちには修行じゃないですか?(笑)
絶対できるようにならない!って思うくらいひどかった我が子も、自分のペースで少しずつなら萎縮しないで受けられていますし、続けていれば、本当にできるようになるからびっくりです。
体を自分の指示通りに動かす、っていうことは、普通の人にとっては何でもないことでも、発達障害のある子、特に協調性運動障害のある子には難しいんですよね。
ボディーイメージが付きにくい、という特徴もあるので、きっとすごく大変なんだと思いますが、粗大運動もできたり、姿勢など体のバランスも整えることができたり、良いことがたくさんあります。
私自身が息子をもっと早く通わせるべきだったと思っているくらいなので、皆さんは、ぜひチャレンジしてみてくださいね。(うちは今頑張って通っていますよ。)
その3 ピアノ
そして、ピアノですが、これは結構保護者の方の家でのサポートが必要なので、頑張れる保護者の方限定です。
ただ、ものすごくこれまた修行です。
右手って思っているのに左手が動いちゃったり、音符を目で追うのも大変だったりと、苦難の連続なのですが、どれもこれもそのうち慣れるようになります。
聴覚が敏感な子には、音を先に覚えさせてあげても良いと思います。
楽譜は読めなくても耳コピが完璧にできるというミラクルも起こりえます。。。
ピアノの先生方が仰るには、楽譜の読めない子の率は年々増えているそうで、目の眼球運動が十分にできていないということなのでしょうね。
我が家では、かなり大パニックを起こしながらピアノを弾いていましたが、耳コピ完璧、発表会では200%の出来なミラクルでした。
指は最初全く動かせなかったので、次の指をそっと突いてあげると指示が伝わり易くなり、パニック少な目で乗り切れました。
今は家で教えている程度なのですが、本人としては弾けて良かったと思っているみたいです。
両手が思い通りに動かない時はオモリが付いているような感じだったようですが、自由に弾けるようになるとスカッとするとのことですよ。
いかがでしたでしょうか?
以上3つの習い事では、我が家で習ったこともあるものの中から、療育的な効果があったもので、体の2つ以上の場所を同時に動かすということを重視して選んでみました。
最後に番外編を…
番外編として、スキーもお勧めしたいと思います。
意外と、運動神経はあまり関係なくある程度までは滑れるようになります。
それに、キッズレッスンも最近はとても充実したものを選ぶことができますし、プライベートレッスンも大体どこのスクールでもありますので、最初はマンツーマンでのレッスンから始めると、楽しいがたくさん増えてくると思います。
初めのレッスンは、先生と性格の相性が合うことを条件に先生を選んでくださいね。
上手な先生よりも、お子さんを楽しませてくれる先生が絶対お勧めです。
番外編含めて4つの習い事をご紹介してきましたが、
「療育」という名前のついたものでなくても、お子さんの「できる」を増やすことはできます。
ぜひ諦めないで色々チャレンジしてみてくださいね。
我が家ではかなりたくさんの習い事をしてきましたので、またそれについては折りにふれてお伝えしたいと思います。
少しでも、お子さんの「できる」が。。。「笑顔」が。。。増えますように。
お互いに頑張りましょう!
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