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子供にはバイキング? バイキングのメリット。
我が家は、家族で取り組んでいるスポーツの都合上、年間のホテル宿泊数がハンパない状態なのですが、ファミリー向けホテル、子供を歓迎してくれるホテルでは、お食事がブッフェ形式(いわゆるバイキング)となっていることが多いのです。
このバイキング食の最大のメリットは、なんと言っても子供の好き嫌いにも対応できることでしょう。
そして、ホテルさんとしても、食べ残しが少なくなるというメリットがありますよね。
子供達も、色とりどりのメニューがズラリと並んでいると、うわぁってテンションも上がります!
でも、子供はみんなバイキングが好きなの?
自閉っ子の我が家の話を次にお伝えしていきたいと思います。
発達障害児にバイキングは受け入れられるのか?
我が家の息子は、自閉っ子アルアルで、五感が全て敏感です。
特に苦労するのが聴覚と嗅覚が敏感なこと。
子供のくせに、昔から、子供の集まるところが苦手でした。
定型発達の子たちが無邪気にはしゃいでいるところに遭遇しちゃうともう大変!
耳を塞いだり、突然不機嫌になったり、イベント会場なんてうっかり足を踏み入れてしまった日にはひっくり返って泣いてしまったり。
だから、定型発達の子供達がテンションが上がる場所は、我が家は避けなければならないのがセオリー。
そうそう、イベント会場でね、他の子供達が楽しんでいるのに我が子だけひっくり返って大泣きしているのを見て、訳分からず怒っているお母さんの姿をよく見かけます。
まさか耳が敏感でパニックを起こしているなんて、想像もつかないんだろうなあって思うのですが、きっと泣いているその子本人にとってはまさに地獄ですよ、その状況。
定型発達のお母さんには、理解できない苦しみ。
子供だって、子供の声が苦手なことがあるんです。
話は戻りますが、バイキングのお食事って子供達は嬉しくって歓声を上げたり、いっぱいお喋りしたりしますよね。
そのざわざわ感が、聴覚過敏な子には、もう厳しいんです。
さすがに小2くらいからは、ホテルに泊まってみたらバイキングだった、なーんていう時には、本人もなんとか耐えて急いで食べて部屋に戻っていましたが、音が気になりすぎて食べるどころではないので、できれば避けたいところ。
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子供だって、バイキングが苦手なこともあるんですよ~。
バイキングを回避する方法
じゃあ、泊まってみたらバイキングだった、っていう時はどうしたらいいのか?
問題はそこですよね。
我が家では、まずはホテルさんに事情を説明し、一食分だけ部屋食できないかを伺っています。
バイキング食のホテルさんは、有難いことに子供に優しい対応をしてくださることが多いので、快く承知していただける可能性はもちろんあります。
でも、ルールでやっぱり難しいですっていうことも当然あります。
その時は、家族揃ってホテルのお食事を食べられないことは残念ですが、あらかじめ売店などで、部屋で食べられる簡易食を買っておいて、パパっと部屋で済ませてしまいます。
ホテルさんにお願いするにしても、簡易食を用意するにしても…
どちらにしても、結構大変ですよね。
なので、最近では食事の内容を確認してから予約を取ることが多くなりました。
我が家では、食事のことを考えると、ファミリー向けホテルよりも旅館などの方が使いやすい状況です。
ついでに味覚も敏感なので、小3くらいからお子様ランチではなく、大人と同じメニューの量が少ないバージョンの食事を好む息子であります。。。
ワガママなのか、特性のせいなのか、なかなか見分けがしづらいところではありますけれど、やっぱり敏感なことは生きづらいことだと思うので、一定の理解をしてあげることは必要かと思います。
最後に。
バイキング食でもクオリティ高く、静かな環境で食べられたこともないわけではなく、家族のように暖かく従業員の方が給仕して下さることもあるので、絶対バイキングがダメっていうわけではないんです。
ただ、行ってみるまでどんな状況か分からない怖さがあるので、発達障害児を連れてバイキング食を食べるのは、リスクが高いだろう、と思います!
ちなみに、冬に訪れた岩手県の「雫石プリンスホテル」さんのバイキングは、色々な意味で息子でも大丈夫でしたよ。
まあ、どこに連れていくにもドキドキ&ハラハラが付きものだった息子ですが、年齢と共に確実に忍耐力は上がってきたので、今はバイキングと聞くとテンションが下がるくらいです。。。。。
食事でテンション下がるのも、何ですけどねぇ。
こんな我が家の一例もあるので、家族旅行に行かれる際にはお食事にもちょっとだけ気にかけてみてくださいね。
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