<スポンサーリンク>
11月と言えば七五三♪
11月も半ばを過ぎまして、そろそろ冬の気配がしてきましたね。
小さなお子さんのいるお母さん、お父さんにとって、
11月と言えば、なんと言っても七五三でしょう?!
うちは男の子だから五歳のみ!でしたが、女の子のおうちは三歳と七歳の2回ってなかなか忙しそうに見えましたし、男の子でも女の子でもこの七五三っていう行事が終わるまでは、あと何年だ、とか来年ね、とか常に話題に上がっていた気がします。
ただ、発達障害の子供達にとっては、イベント事って本当に大変!
心身ともに疲労することなんですよね。
それと共に、お母さんお父さんにとっても、さらに心身を消耗する出来事になりかねません。
今日は11月17日というわけで先週終えた皆さんも多かったかもしれませんが、これからも来るかもしれないライフイベントや親族間のイベント事を無事に乗り切るための大切なポイントを今日はお伝えしたいと思います。
用意・準備は周到に!
これね、もう本当に大切なんです。
発達障害の敏感な子供達は、「いつもと違う雰囲気」を敏感に感じ取ります。
だから、周りがバタバタ、そわそわしてしまうと余計に不安を煽ってしまいます。
まずは、周りの大人が準備をしっかりして、当日の朝には全ての手順が整っているくらいの余裕でいてくださいね。
とくに、ご自分がADHDかもしれないって思っているお母さん、お父さんは要注意ですよ。
忘れ物が多くなりがちなので、当日になって、あれ忘れた!なーんていうことのないように、しっかり確認しておいてください。
できれば、当日の持ち物やどのようなタイムスケジュールで過ごすのか、なども紙にまとめておくと良いでしょう。
当日の予定説明に「し過ぎる」という言葉はない!
準備をしっかりして迎えた当日、イベントのある日だとバタバタしてしまいがちですが、あくまでも普段通りにふるまってください。
朝食も慌てずゆっくりと時間をとって。
発達障害の子供達は、「いつもと違う」が本当に苦手なんですから。
さあ、お出かけする前にやることがあります。
それは、「その日の予定をできるだけ細かく説明すること」です。
これがとっても大切なんです。
「いつもと違うこと」だって、先が見えていれば不安は半分に。
それから先、何をするのか、どんなことが起きるのか分からないから不安になるのです。
不安な気持ちを少しでも和らげるように、ゆっくりとした口調で落ち着いて伝えましょう。
伝え方は、「何時に何がある」という予定を伝えるだけではなく、「何時に何があるからその時お母さんはこうするから、○○ちゃんはこういう風にしてね」と具体的に誰がどんな動きをするのかということも伝えてあげてくださいね。
<スポンサーリンク>
特に、お母さんがお子さんの側を離れる時間帯がある時には、「一旦10時に離れるけれど10時半には必ず○○ちゃんの側に戻ってくるからね」などと、具体的に何時にいなくなり、何時に戻ってくるのかも事前に説明しておくと安心できます。
どんな時にも、発達障害の子共達への説明は、より具体的に話すことが重要です。
言葉は字面通りの理解になってしまいますし、抽象的な表現はまず伝わらないからです。
私たち大人にとっての当たり前は、子供達にとっては全然当たり前ではなく、ちょっとしたことに不安を感じ、何度も何度も確認したくなるのです。
だから、見通しをつけてあげることはとっても大切なことなんですね。
1つの予定が終わったところで、その後の予定をまた丁寧に説明すると、より安心して過ごすことができるのでお勧めです。
最後に気をつけることは。
さあ、これまでの2つのポイントだけでもだいぶ順調に過ごせると思うのですが、最後にもう一押し。
「急な予定変更はしない」ということも、大切なポイントになってきます。
大人からすると、「サプライズも楽しいよね」って思ってしまうかもしれませんが、急な予定変更は発達障害の子には大敵です!
絶対にこれはしないでくださいね。
その日一日ニコニコと順調にいっていたとしても、たった一つの急な予定変更によって、一気に台無しになることがありえます。
予定変更によって気持ちが崩れてしまったら最後、気持ちの立て直しには、相当の時間と労力が必要です。
ひどい時には、為す術無し、ということもあり得ます。
そんなことにならないよう、事前にしっかり計画を立て、最初から最後までご家族で楽しい一日を過ごしていただきたいと思います。
七五三思い出編
ちなみに我が家の七五三は、この3つのポイントを守って行動したので何事もなく終えることができました。
良かったです。。。。。^^;
でも、遡ること〇十年前、私の姉の七五三の時にはすさまじい光景を見ることになったのです^^;
姉が七歳の時の記憶ですが、触覚過敏な姉が車で突然写真館に連れていかれて着物を着せられ、苦しいしフラッシュは刺激が強いし…
ということだったのでしょう。
写真を撮り終えるまでに3時間以上、写真を撮り終わった瞬間から着物を脱ぎ捨て始めたのです。
せっかくの七五三なのに、「こんなもの着ていられるか!」って言いながら脱ぎ捨てたので、カメラマンさんも唖然。
両親は怒り狂う、姉は泣きわめくという大惨事でした。
私は。。。。。待ちくたびれて疲れ、そして、姉の迫力に怯えていました。(笑)
姉はボロボロの状態で帰宅したのでした。
こーんな悲惨は1日の最後にならないように、皆さんしっかりと3つのポイントを守ってイベント事を乗り切りましょう。
今回は七五三を例にお伝えさせていただきましたが、親族の結婚式や入園式、旅行など、イレギュラーな時には全て使えるポイントですので、ぜひやってみてください。
鉄則を守れば、なんとかなる!
皆さん、明るく頑張りましょう。
<スポンサーリンク>